FC東京下部組織出身プロ第1号
馬場憂太のサッカースクール

馬場憂太のサッカーコラム

少年サッカー教え過ぎない、答えは簡単に与えない

今日は保護者の皆様にお願いがあります。お子さんにこんな質問してみてください。

「もっと磨きたい自分のアピールポイントはあるかな？」

「自分のプレーの修正点や課題はどんなところだろう？」

パッと考え、言葉に直して言えるでしょうか…

すらすら答えられたお子さんは、今もこの先も有望です！おそらく自己認識能力の高いお子さんだと思います。

※自己を認識する能力が高いとされた場合、サッカーに不可欠な判断能力やコミュニケーション能力も長けていると言われています。

もし答えられなかったとしても大丈夫です。今からでもお子さんに問いかけながら(気付きを与えながら)親子で一緒に考えてみてください。

コレを子供自身が把握しておくだけで同じ練習をしていても上達に大きな差が生まれます。

さて、次は第二段階に入ります。
上記で導いた「もっと磨きたいポイント」をどう磨くのか？「修正点と課題」をどう解決するか？

一緒に考え問いかけてあげてください。簡単に答えを与えてしまうのはNGですよ。

遠回りでも、自分のプレー動画やプロの試合、YouTubeなどを観て、自分で考え研究して答えや解決策を見つけることがベストです。

ちょっと考えてみましょう。例えばメッシのあのプレーは教わって出来あがったのでしょうか？メッシ自身が失敗を繰り返しながらも何度もチャレンジし考え練習し続けて身に付いたように思います。教わって出来るなら、メッシ級の選手は何人もいるはずですよね…

ピッチでは瞬時に自分で判断して動かなければなりません。自分で考えてその場面の最適解を導き出しプレー出来る選手に育てる事が望ましいと考えています。

そう言う選手ならどんどんステップアップも望めるんじゃないかとも思っています。

分からない事でも自分で考えて問題を解決する力を養ってあげる事が子供にとってとても重要だと言うことです。

ひいては、カテゴリーが上がる都度複雑になる監督からの戦術の理解度も自然と高い選手に育つと思います。

教わってないから出来ないと言う選手より、教わってないなら自ら考え学び解決策を見つけられる選手を育てましょう！

ルピナスサッカースクールでは初心者から経験者までお子様一人一人が楽しくボールと触れ合える環境と「サッカー大好き！」心からそう思っていただけるようなプログラムを常に考え提供し、子供たちの成長と未来の為に基礎からしっかりと指導していきます。無料体験会も随時実施していますのでお気軽にお問い合わせください！