サッカーにはセンスも大切ですが、一番大切な事は?…
先日、3歳からサッカーを始め、現在小学校2年生の息子さんをお持ちのご父兄の方から以下のご質問をいただきました。
『本人は楽しくサッカーを続けているのですが、ボールコントロールやキープ力、ドリブルのセンスが素人の親から見てイマイチ感じられません。
これは時期が来れば出来るようなっていくのか、それとも生まれ持ったセンスの問題なのか知りたいです。』
同じような不安や悩みをお持ちになられている保護者様もいらっしゃるかと思い、今回この"サッカーセンス"をテーマに記してみました。
まず結論から申し上げますと、これらは練習内容と取り組み方で出来るようになりますから安心してください!!
言い換えると"センス" だけでトップまで上った選手は?… 心当たりがありません。
今回のご質問はおそらく技術面に不安を抱かれているのかと思いますが、技術面に関して言えば、確かに生まれ持った感覚やセンスも大切ですが、一番大切なのは「自分の身体を上手に動かせるようになる事」です。色々な身体の動きを経験する事でサッカー力は確実に向上します。
さらに、良いパフォーマンスを発揮するには心と技と体のバランスが重要です。
試合などで良いパフォーマンスを発揮出来ない時には、この三つのバランスが崩れていないか考えてみてください。
私のスクールではサッカーに必要とされる7つの身体能力「リズム能力、バランス能力、変換能力、反応能力、連結能力、定位能力、識別能力」を様々なメニューを用いてバランスよくトレーニングしています。
例えばドリブルの動きであればリズム、バランス、連結の3つの能力が組み合わさります。
リズム能力の向上にはスキップやおにごっこ、バランス能力の向上には片足立ちや片足ジャンプ、連結能力の向上には腕を上下左右に動かしながらスキップといった遊びやトレーニングを行います。
また、ボールを使った練習をするだけではなく、自分はどのようなプレイを出来るようにしたいのか。
プロサッカー選手、友達でもいいです。あんな風に自分も出来るようになりたい!とイメージトレーニングや真似をする事も大切だと思います。
今はYouTubeを見れば沢山のプロのサッカー選手の動画が観られます。
自分もあのようなプレイを出来るようになるんだ!とお子様にイメージさせ、そのプレイを見て真似をし、出来るようになるまで取り組んでトレーニングをしていけば必ず上達すると思います。
最後に、親御さんが出来る一番大切な事は、「うちの子は…」とマイナスに考えるのではなく、日々の地道な努力をポジティブに捉え、お子様の可能性を信じて焦らずに見守ってあげる事かと思います。是非、これからもサッカーを楽しみ、おおいに人間性の側面も学ばせてあげてください。
ルピナスサッカースクールでは初心者から経験者までお子様一人一人が楽しくボールと触れ合える環境と「サッカー大好き!」心からそう思っていただけるようなプログラムを常に考え提供し、子供たちの成長と未来の為に基礎からしっかりと指導していきます。無料体験会も随時実施していますのでお気軽にお問い合わせください!
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